この間、ふとしたことに気がつきました。
「自分の論文が、Most Accessed Articles Best 20にランクインしてる!」(みそ味)
それも、ギリギリ20位に滑り込んでいるあたりが、我ながらきわどい。少し言い訳するなら、ランキング集計の直前にWeb releaseされたので、スタートダッシュを逸したのです。それがなければ、もう少しいい順位だったかもしれません。惜しい!
ちょっとした喜びかもしれませんが、全世界の人が自分の論文を読んでくれていると思うと、やはり嬉しいものです。それもNicolaouやDanishefskyといった、聞くだに恐ろしい大御所を相手に勝利をもぎ取ったのも、なんともいえない快感です。
学会発表で「おお、ついにできたんだ!」とたくさんの人に言ってもらい、案外、注目されていたのだなと、無邪気に喜んだ覚えがあります。学部内でも、ちょっとだけ知名度が上がったようです(声をかけてくれる人や、会釈してくれる後輩が増えた。笑)胃潰瘍になりそうな精神状態で頑張った甲斐があったというものです。
自分の論文が出るまでに、どれほどの人にお世話になったことでしょう。ほんとうに感謝の気持ちがたえません。
先生、スタッフ、研究室の仲間、家族、友人、相談に乗ってくれた人たち・・・みんなに支えられた分、自分も周りを支えていければいいな。